ただひとつのビジネスモデルがあるわけではない多くの機会と多くの選択肢があり、我々はそのすべてを見つけなければならない ティム・オライリー
ビジネスモデルキャンバスのレンズを通してみた
戦略をする。建設的な質問を投げかけ、機能するのか調べる。
ビジネスモデル環境
組織を取り巻く環境について理解しよう。
→競争力のあるビジネスモデルを着想するのに重要
継続的な環境調査が必要(外部環境をデザイン空間と定義)
→ネットワークでつながるビジネスモデル
技術イノベーションやコロナ渦、新しい価値提案など
四つの要因(エリア)
1 市場における圧力
市場の論点
顧客や提案の視点から、市場を動かし、変革している重要な論点を特定しよう
質問
顧客の環境に影響を与える重要な論点は何か?
どんな変化が水面下で起こっているか?
市場はどこへ向っているか?
市場セグメント
主要な市場セグメントを特定し、その魅力を記述し、新しいセグメントを探す
質問
最も重要なセグメントは何?
最も大きな成長可能性はどこ?
どのセグメントが減少しているのか?
どの周辺セグメントが注目するに値するか?
需要と供給
市場の需要を把握し、どれくらい供給されているかを分析する
質問
顧客は何を必要としているか
どこに最も大きな満たされない顧客ニーズがあるか?
顧客は本当は何をしたいと思っているのだろうか?
どの供給が増え、どの供給が減っているか。
スイッチングコスト
顧客が競合他社に乗り換えるのに関連する要素を記述する
質問
顧客がその企業のオファーに縛られているのはなぜか?
離れることができないのか?
スイッチングコストは何か?
同じようなオファーを見つけ購入するのは簡単か?
ブランド力はどれくらい重要だろうか?
収益の魅力
収益の魅力と価格決定力に関連する要素を特定する
質問
顧客は本当にお金を払ってくれるか?
大きな利益を実現できるのはどこか?
簡単に安い商品やサービスを見つけ購入出来るか?
2 産業における圧力
競合他社
既存の競合を把握、相対的な強みを明らかにする。
質問
競合他社は?
誰が支配してるの?
有利、不利な点は?
主要な提案を書いてみよう。
どの顧客に注力しているの?
コスト構造はどうなってる?
どのくらいの影響力を顧客、収益、利益率に対して持ってるの?
新規参入
新規参入するプレイヤーを把握、違うビジネスモデルで競争しようとしているのか見極める
質問
どのような違いがあるか?
有利、不利な点は?
主要な提案を書いてみよう。
どの顧客に注力しているの?
コスト構造はどうなってる?
どのくらいの影響力を顧客、収益、利益率に対して持ってるの?
どんな障害を乗り越えなければならないか?
代替品、代替サービス
他の市場や産業も含めて、代替品となりうるものを書き出す
質問
どの商品やサービスを自社のものと置き換えるか?
変更コストは?
変更は簡単か?
例=高速鉄道と航空、携帯電話とカメラなど
他の質問 どの程度依存しているか、技術者や法律や株式(株主)の影響力は 影響しそうな事象は?
3 重要なトレンド
技術、規制、社会的文化的、経済的なトレンド その各トレンドを特定し記述してみよう 質問 技術トレンドは?脅威になりうるか?どちらを選ぶか?どの規制が影響するか?税金や需要に影響するか? 重要な社会的トレンドを書いてみよう。どのトレンドが購入者の振る舞いに影響するか?人口の割合は?都市部?田舎?トレンドの暮らしとは(階級)?
4 マクロ経済
グローバル市場の状況 資本市場 原料や他のリソース 経済インフラ
マクロ経済学部の視点から既設する 資本市場の状況を関連させて記述する 原料の現在価格と価格トレンドに注目する 市場の経済インフラについて記述する
質問 経済は上昇、下降いずれのフェーズか?GDPの成長率は?失業率はどれくらい?資本市場は簡単に資金を得れるか?公的、ベンチャーキャピタルの貸付はすぐに出来るか?リソースは簡単に得られるか?高価か?価格は変化するか?公共インフラはどの程度整備されているか?輸送、貿易、教育の質はどのように評価出来るか?アクセスは?
ビジネスモデルの評価
強み弱み、チャンスや脅威の観点から評価してみよう。
質問
解約率は?
ブランド力は?
利益率は?
価値提案は顧客のニーズに合っているか?
収益予測は可能か?
コストは予測可能か?
運営は効率的?
リピートされている?
提案に強いネットワーク効果があるか?
強いブランド力があるか?高いスイッチングコストで顧客をつなぎとめているのか?
代替品やサービスが入手可能ですか?
市場はすぐに飽和してしまわないか?
競合他社が市場シェアを脅かさないだろうか?
価格を上げることは出来るか?
どこでコストを下げる事ができる?
ITによって効率化できる?
全般的に効率化できる?
ブルーオーシャン戦略におけるビジネスモデル
1 業界では当たり前とされるどの要素を取り除くか
2 どの要素を、業界標準以下へと減らすべきか
3 どの要素を、業界標準以上よりも増やすべきか
4 業界でこれまで提供されていないどの要素を付け加えるべきか
取り除くか減らす、増やすか付け加えるべきか
複数のビジネスモデルをひとつの企業の中で運営する方法 難しい道 統合 自立 分離
まとめたもの(2.3日分)
5つのフェーズ
リソースを結集する(ビジネスモデルのプロジェクトをさせるため準備する)
理解する(ビジネスモデルの取り組みに必要な要素を調査、分析)
デザインする(ビジネスモデルの選択肢を考え、評価し、最善なものを選ぶ)
実行する(プロトタイプを実際に実行する)
管理する(ビジネスモデルを市場の反応に合わせて、適応、調節する)
ステージを用意し、理解に没頭、探求し遂行する。
そして進化、アジャストする。(理想)
価値への過剰評価、調査、目的がずれている、時間がかかって動けない。
アイデアに惚れ込んで、他の可能性が見えない、衰退や勢いがない、自身が犠牲になる、適応失敗。
動くビジネスモデルは非営利団体、慈善団体、公的機関に適用可能。
思うこと
紙ベースからコンピュータデータベースへ
ビジネス、アプリケーション、テクノロジーを連携させて豊かな国へ
戦略(ゴール)→構造→プロセス(流れ)→報酬(動機)→人々(人材や人格、人柄)→戦略に
革新、革命を起こすつもりでやらんと
IoTで日本は革命を起こせると思う。
細かいサービスを何のためにやってきたんだ。
それをIoT(家電や産業用ロボット)で情報(データ)を集め、
日本に特化したサービスを世界に売り込まないと。
少子化する国にはマッチすると思うし、時短をキーワードにIoTを絡ませよう。
あっ、一点だけ、そのためには共通言語でギャップがないようにすることが必要。コロコロ言葉を変えるな。分かる言葉で統一した認識で。伝言ゲームを100%伝えるのは難しい。
そのためにも自分は基礎を固めよう。伝えられる人にも憧れる日々。
以上になります。また明日。
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