フェイク情報はミスリード。

備忘録
hudsoncraftedによるPixabayからの画像

統計の知識を伸ばしたいということで第2弾。
今日も気になるところを備忘録で書き残しておく。何かが参考になれば幸いです。
読んだ本「こども統計学 なぜ統計学が必要なのかがわかる本」から

「PPDACサイクル」

時代が時代なのでしょうが小学校の頃から習いたかったわ。
問題を設定する(Problem)
計画を立てる(plan)
データを集める(Data)
データを分析する(analysis)
結論を出す(Conclusion)

フレームワークを利用する 算数で習う公式みたいなもの

問題を設定する

外出するときは目的地を決めてから家を出ると思います。
同じように統計を使うときも目的をはっきり決めてから調べ始めましょう。
目的を明確にして問題をはっきりさせる。

「目的」と「目標」

「目的」と「目標」はにているが、意味が違う。
「目的」は、最終的に成し遂げたいこと。
「目標」は目的を達成するための具体的な手段。

現状→目標→目標→目標→目的 
目的に向かう手段・過程が「目標」

計画を立てる(plan) 

具体的にどう調べるかを計画する。効率的に調べるためには、この段階で何をどのような手順で調べるのか、しっかりと作戦を練っておくことが重要です。

誰が調べるのか?いつ調べるのか?どこで調べるのか?何を調べるのか?なぜ調べるのか?どう調べるのか?5W1Hを意識すること。

データを集める 

集めたデータを並べ替える、整理する

データを分析する(analysis) 

分析すれば、様々な事実が分かる

結論を考える(Conclusion)コンクルージョン 

結論は、最初のProblemに対応させる

PPDACサイクルをグルグル回そう。結論を出したら終わりではない。
分析結果を生かしたり、調査の方法を改善しながら、新たな問題を設定して、より深い調査・分析に繋げることが大事。

なぜ?×5に繋げる。

気になったらすぐに調べる癖をつけよう。「いつのデータか?」「誰が調べたデータか?」

専門用語を知らないとデータは見つけづらい 例お米⇔水陸稲 水稲(水田)なのか陸稲(畑)なのか

データが見つからなくてもすぐに諦めてはいけない。
検索ワードを変えたりYouTubeでヒントを得たり、図書館などに行って本で調べてみたり、周りの人に聞いてみてヒントを得よう。

ミスリード 

人を騙そうとしたり、人の誤解を招くようにしたり、判断を誤らせるように誘導すること。
都合よくグラフの見え方を変えたり、フェイク情報を流すのは代表的なミスリードです。
広告で使われるグラフには多いので注意しましょう。

中央値と平均値はかなりの差がある 
老後の2000万円問題も60歳代の平均資産1600万円台に対して中央値は650万円台、これをみるだけでもゾッとするデータだ。

一次情報を最も信用しよう

統計データを調べるときは、一次情報を最も信用しよう。

  • 一次情報は公的機関、公式サイト、オリジナルの情報のこと 
  • 二次情報は一次情報を元にした新聞やテレビ、雑誌の情報(本の情報) 
  • 三次情報は情報源が不明なブログやSNSの情報等

出典 引用した語句やデータの情報源である文献のこと。

定義 物事の意味・内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること

定義を知らないと正しく読み取れない。

因果関係
因果関係は、原「因」があって、結「果」が起きた関係のこと

まとめ

知らないことは世の中に沢山ある。自分の知らないことをふとした瞬間に目にして興味を持ったら少しでいいので深掘りするくせをつけてほしい。

興味があることは素晴らしいと思う。関心がなければ見ることができない。
見ること、聞くことのインプット部分はきっかけになる。
そしてどれだけ自分の中で消化して残すことができるかの→アウトプットに繋がると思う。

今日はこのへんで以上です。また明日。

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